会期:2020年2月8日(土)〜2月11日(火・祝)

開場時間:11:00〜19:00
(2月10日(月)のみ21:00まで)

●天候等により変更の場合はご了承ください

入場無料

会場:

東京都台東区台東1-7-1 邦洋秋葉原ビル 1F
(秋葉原駅から徒歩7分)

地図

代表作『こりすのぽっこちゃん』より

ごあいさつ

太田じろうを探す旅、そして……
昭和に活躍したまんが家の原稿が令和によみがえる

みなさんは、昭和に活躍したまんが家 太田じろうをご存知でしょうか。
昭和30年代、今から60年ほど前の高度経済成長期前後、そんな時代に太田じろうは児童まんがの世界で活動していました。
相撲とりのガン太が活躍する『がんばれガン太』、笑顔が魅力いっぱいの『こりすのぽっこちゃん』など、多くのキャラクターとその世界をつくりあげたのです。
可愛らしく描かれる子どもたち、擬人化されて愛嬌たっぷりの動物、資料に基づいた確かな時代考証、そしてそれを表現する巧みな描写能力。その画力に裏打ちされた魅力的な作品は、たくさんの子供たちに愛されていたのです。

ところが昭和57年の春、この天才は急逝してしまいます。そして再び注目をされることもないまま現在に至ってしまうのです。

我々は探しました。太田じろうを。その作品たちを。
そしてついに見つけたのです。散逸し、行方不明と思われた画稿の数々を。

時を経て、時を越えて、なお色あせない

ご家族の元で大切に保管されていたこれらの原稿を「多くの方に見てほしい」そして「感じてほしい」、そんな衝動に突き動かされ、ここで原画展を開催することになったのです。
ささやかで短期間ではありますが、どうか多くの方に見ていただき、そして小さくとも胸いっぱいの幸せを持ちかえってもらいたい、そう願っております。

お待ちしております。心をこめて。

推薦のことば

山田参助

太田じろうとの出会いは知人からもらった「タンクたん兵エ」のふろく冊子が最初でした。
この時代特有の等身のみじかい愛嬌のある剣豪もので、
そもそもそのテのモチーフが大好物だったのですが、
太田氏の絵はその中でもひとつ頭抜けて上手く、
着物のちょっとした省略や髷のシルエットの玄人かげんが目に留まる作家だったのです。
さらに「こりすのぽっこちゃん」「こぶたのぶうちゃん」での彩色画の美しさ、
擬人化された動物たちのすこぶるつきのかわいらしさ、
そして1950年代の風俗描写の確かさを知るにつけ、
自分にとってますます大注目の作家のひとりになりました。
戦前の児童漫画家たちの仕事もそうですが、
戦後の太田氏の仕事もその上手さを誰もが認めながら、
それが「どういう種類の上手さなのか」という視点で語られてこなかったのではないでしょうか。
2020年代の幕開けに、
新しい視点によって太田じろうの世界に光が当てられ、
その魅力が皆に発見されることを大いに期待するものであります。

やまださんすけ

漫画家。代表作『あれよ星屑』が第23回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。歌謡曲デュオ「泊」としてのミュージシャン活動や、バロン吉元先生の画集『画俠伝』の編集に携わるなど多ジャンルでマルチに活躍している。

illustrated by Sansuke Yamada

ツイッター

お問い合わせ

お問い合わせありがとうございます。送信完了しました。

個人方法保護方針に同意の上
送信してください

企画・運営
株式会社 東京ヒップ
ダンクグループ

協力

株式会社ダンク

駒草出版

太田じろう先生のご家族の皆様

太田じろうを探す旅

Created with FlowLanding template by TemplateMag